【中学受験】塾なしで中学受験は可能か?塾なしのメリット・デメリットと「進学くらぶ」について

長男 中学受験

こんにちは、みつきママです。

我が家の長男は昨年中学受験を無事に終えて、私立中高一貫校に通っています。

受験勉強は小4から始め、最初は四谷大塚の「進学くらぶ」を使って家庭学習のみで勉強を進め、小6の夏休みから早稲田アカデミーに半年ほど通いました。

我が家は完全な塾なし受験ではありませんが、今回は塾なしで中学受験は可能かどうか、また通信教育についてまとめたいと思います。

塾なしで中学受験は可能か?

結論から言えば、可能だと思います。実際に塾に通わずに合格された方もいらっしゃいます。ただ、塾なしで中学受験の勉強をする場合、

  • 子供が1人でもテキストを読んで理解できるか
  • 子供が性格的に1人でも勉強できるか
  • 親がサポートできるか

など、ある程度子供の性格や環境も必要かと思います。

塾なしのメリット

では塾に通わないで家庭学習で中学受験するメリットは何か?と言いますと、

  • 圧倒的にお金が掛からない
  • 自由に使える時間が増える

ではないでしょうか。

中学受験は3年間塾に通った場合、約250万円ほど掛かると言われています。プラスで個別指導や家庭教師などをつければ、さらにお金は掛かります。

これが、塾なしで通信教育などだけでしたら100万円も掛からないです。もちろんこちらも家庭教師などをつければ、もう少し高くなりますが、圧倒的に安く済みます。

また、自由に使える時間が増えること、ここが最大のメリットかと思います。塾に通うと、時間の制約ができてしまい、習い事を辞めなければならなかったり、自宅でゆったりとする時間などが減ってしまいます。季節講習などが入ってくると、旅行にも行きづらくなります。

塾なしのデメリット

次に塾なしで中学受験の勉強をするデメリットは、

  • 勉強の進め方が分からない
  • ライバルがいない
  • 親のサポートが大変

などです。

塾なしで勉強する場合、まず通信教育などを利用することをお勧めします。通信教育のカリキュラムに沿って勉強すれば、進め方が分からないなどの不安はなくなります。

ライバルがいないというのは、競争することで伸びるタイプの子の場合はデメリットかもしれません。我が家の長男は、そういうタイプではなかったので、自分のテストの結果のみでモチベーションを保っていました。

親のサポートは必須です。勉強を進めるのは通信教育などのカリキュラム通りで大丈夫ですが、普段の勉強の計画や進捗確認、テストの管理などやる事は結構多いです。大変ではありますが、その分子供の状況を把握できるので、苦手分野の発見・克服などにすぐ対応できるので、デメリットと言うよりメリットに近いかもしれません。

また、塾なしだと情報が入ってこないかもしれないと思っていましたが、今は情報が色んな所で手に入るので、昔のように塾から情報をもらう必要はないと思います。もちろん、プロに相談したいという場合は塾の存在が有難いかもしれません。

 

通信教育について

我が家の長男は、小4から小6夏休み前まで四谷大塚の「進学くらぶ」を利用して勉強していました。ですので、今回は進学くらぶについてお話ししたいと思います。

進学くらぶとは?

大手進学塾の四谷大塚がやっている通信教育です。最大の特徴は、通塾生と同じカリキュラム同じテキスト(予習シリーズ)で勉強が出来ること。毎週動画が配信され、それを見ながら勉強を進めます。

週テストや組み分けテストなども、塾生と全く同じ物を受けることができます。小6で受ける合不合テストは外部受験を選択すれば、外の会場で受けることも可能でした。

組み分けテストでコース(S・C・B・A)分けがされ、そのコースの動画を見ることになります。ここは少し残念な点で、得意科目は上のコースで苦手科目は下のコースなど、動画が選べたら良かったのになと思いました。

季節講習なども塾生と同じテキストが送られてくるので、これは大変有り難かったです。

進学くらぶの費用は?

中学受験コースは、12ヶ月一括払いの場合、

小6  ¥195,360
小5  ¥182,160
小4  ¥155,760
これに初期費用(入会金 ¥11,000と、高速基礎マスター利用料 ¥18,700)が別途かかります。

また、進学くらぶにはテキストがついておらず、自分で購入することになります。テキストは選び方によって多少差がありますが、私が計算したところによると概ね3年間で13万〜16万程度かなと思います。

進学くらぶを辞めた理由

塾なしで受験勉強を進める上で、進学くらぶの存在は大変有り難かったです。今思えば、あのまま進学くらぶのみで中学受験しても問題なかったかもしれません。

ではなぜ進学くらぶを辞めて、小6夏から通塾することを選んだのかと言いますと、情けない話ではありますが、親の私が不安になってしまったからです。

子も初めての受験でしたが、親である私にとっても初めての受験。相談できる相手が誰もいないのは心細かったです。しかし、塾に通ってみても結局先生に相談することはなかったので、結果的に必要なかったと言えますが、その当時はプロの先生がいるという安心感だけはありました。

塾の学校別の特別講座はオススメ。

我が家の長男は訳あって、四谷大塚の学校別対策コースと早稲アカのNN志望校別コースの両方(別の学校)を受ける機会がありました。四谷大塚の方は1ヶ月で辞めてしまったので、最終的に早稲アカのNNだけになりましたが。

学校別対策コース|中学受験の四谷大塚
小学校6年生対象 四谷大塚の学校別対策コースの詳細はこちら。中学受験で開成・麻布・駒場東邦・桜蔭・女子学院・雙葉・豊島岡女子など難関志望校合格を目指す受験生対象のコースです
【早稲アカ】小学6年生対象難関中学受験対策 NN志望校別コース | オプションコース・講座
小学6年生対象難関中学受験対策「NN志望校別コース」のご紹介です。

この学校別講座は、どの塾もかなり力を入れていると思います。特に早稲アカのNNは、テキストもテストもかなり本物に寄せて作られていると思いました。

受講するためには、四谷大塚も早稲アカもはテストがあります。四谷大塚はテストがダメでも、組み分けや合不合の成績が良ければ入るチャンスがあります。早稲アカは何度もテストがあるので入るチャンスは結構あります。

上記の学校別の講座は塾生でなくても受けられるので、別塾や塾なしの方でも受けられます。

まとめ

今回は、我が家の経験をもとに、通信講座などを利用した塾なし受験についてまとめてみました。中学受験する場合は通塾するのが一般的ではありますが、塾なしや小5や小6までは塾なしなどの選択肢はあると思います。そういった選択肢の一つとして、何かご参考になれば嬉しいです。

 

⭐️noteでも記事を書いています。良かったら覗いてみて下さい。

Mitsuki mama|note
こんにちは!みつきママと申します。 noteでは、次男の学習記録と中学受験(2028年)に向けたあれこれをメインに記事を書いていきたいと思っています。 よろしくお願いします。

 

 

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