こんにちは,みつきママです。
中学受験の社会科の難所とも言える、歴史。歴史の勉強は、小学校5年生の2学期以降に始まる塾が多いようです。地理とは違って馴染みが薄く、覚える事もたくさんあります。本格的な学習に入る前に、歴史に触れさせてあげる機会を作ってあげたいですよね。
そこで大活躍するのが「歴史漫画」。歴史漫画は多くの出版社から出ており、どれを選んだらいいか迷いますよね。それぞれ特徴が違うので、そこを理解した上でお子さんに合う歴史漫画を検討しましょう。今回は、そんな歴史漫画を出版社別に調べてみました。また、我が家での歴史勉強についてもご紹介します。
歴史漫画 主な出版社5社
Contents
現在、歴史漫画を発売している出版社は大きな所で、小学館・学研・角川・集英社・講談社の5つになります。それぞれ情報量やレベル、特徴などが違うので、一つずつ見ていきましょう。
小学館
(特徴)小学館の歴史漫画の特徴は、文字数・情報量が多く、バランスが取れていることです。
また、信頼できる参考文献に基づいた歴史の記述を心がけ、これまで以上に勉強に役立つ、本格派・正統派な学習まんがを目指しているとのことで、中学受験はもちろんのこと大学受験まで対応できます。
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学研
(特徴)学研の歴史漫画の特徴は、DVDが付いていることです。まんが+資料+映像で主体的で深い学びに繋がります。
また情報はやや少なめということで小学生でも読みやすくなっているようです。とは言え、こちらもしっかりと大学受験まで見据えた内容を取り入れています。
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角川
(特徴)角川の歴史漫画の特徴は「歴史の大きな流れをつかむ」ことを意識した構成となっていることです。
2016年から7年間売上No.1ということで、圧倒的人気を誇っている角川の歴史漫画。イラストを見て時代の外観イメージさせ、その後に時代の変化や特徴などの詳しい説明があり、最後に時代の流れをまとめるという構成で、頭に入りやすくなっています。
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集英社
(特徴)集英社の歴史漫画の特徴は、近現代史の割合が多いことです。
今の大学受験では近現代史が必須で、国立大学の多くは近現代史を出題する率が高くなっています。その流れを受け中学受験でも近現代史は重要となっています。また、表紙が有名漫画家さんのイラストで飾られていることも特徴の一つですね。
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講談社
(特徴)講談社の歴史漫画の特徴は、受験対応力を意識した作りになっていることです。
講談社の歴史漫画は、情報量・レベル的にも大学受験まで対応した内容となっています。また、受験対応力については講談社のホームページ(下記リンク)の紹介動画が分かりやすかったです。また全巻購入特典が豪華です。
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我が家がやった、歴史の勉強方法
我が家の長男は社会科はあまり得意な科目ではありませんでしがた、歴史は結構好きだったようで、ある時を境に得点できるようになりました。我が家での歴史勉強方法を少しだけご紹介させて下さい。
ストーリーで理解する(歴史漫画などを読む)
今回のテーマでもある歴史漫画。我が家では長男が小2の時に集英社さんの物を全巻購入しました。
元々本が大好きだった長男は、小2の時点から読み始めていましたが、内容が難しいので恐らく漫画部分のみ流すように読んでいただけかと思います。
その後はしばらく読まなくなりましたが、小5で歴史の勉強が始まると再び読むように。この時点で購入しても間に合うと思いますが、小5になると他の科目の勉強も忙しくなるので、もう少し早めに目に着くところに置いておくと良いかもしれません。
(ちなみに我が家では、四谷大塚の予習シリーズを使って家庭学習をしていましたので、基本はそちらを使用しました。)
ストーリーで理解する(動画を活用する)
塾に通っていなかった我が家としては、予習シリーズだけでは簡潔に書かれすぎていてストーリーとして理解するのが難しかったです。歴史漫画の他に、四谷大塚の「進学くらぶ」の社会科の動画を視聴しました(進学くらぶを受講すると全教科動画が視聴できます)。
また、NHK for school のサイトで歴史物をよく見ていいました。特に「歴史にドキリ」が面白くてオススメです。
暗記の反復練習をする
ストーリで理解した後は、ひたすら暗記の反復練習です。特に漢字が難しですが、入試では漢字指定してくる学校も多いので、ここはしっかり学習しておきたい所ですね。
正直小5の時点では長男の社会の点数はボロボロでした。原因は暗記が苦手というよりも、スピードがないから。決まったテスト時間内に、膨大な問題量を解かなければならないので、瞬間的に答えが分かり、さっと解答が書けるようにしないといけません。コツコツと練習を積み重ね、それが出来るようになったのは小6の秋頃。そこからは社会の成績が一気に爆上がりました。
社会科暗記に活躍したテキスト
我が家が使って良かった社会科のテキストをご紹介します。
四谷大塚の予習シリーズ「四科のまとめ」
普段使っていた予習シリーズに加え、小6になると四科のまとめを使用します。こちらは中学受験の社会科全ての内容がコンパクトにまとまったもので、とても便利でした。
サピックス「コアプラス」
こちらは書店で購入しました。とても有名なテキストですね。四科のまとめと同じような作りで、最後の仕上げに便利です。四科のまとめとは少し違った方向からの問いや、四科のまとめにはない問題もあったので、こちらも併せて使いました。
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まとめ
今回は、中学受験の歴史学習に役立つ「歴史漫画」についてと、我が家の社会科(歴史)の勉強方法についてご紹介しました。
社会科はやればやっただけ結果のついてくる科目なんだと思いました。すぐには成績に繋がらなくても、コツコツと練習を積んで武器になる科目に育てていきたいですね。
歴史漫画はそんな社会科の勉強の強い味方。お子さんが読んでくれる物を一緒に探して、ぜひお部屋のすぐに手に取れる場所に置いてみて下さいね。
⭐️noteの方で、次男の記事も書いてます。よろしかったらそちらも覗いてみて下さい。
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