【中学受験】国語が苦手な我が子。一緒に取り組んだ学習方法を紹介します!

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国語が酷語だった我が子

こんにちは、みつきママです。

2023年に中学受験を無事に終え、難関校と言われる中高一貫校に通っている我が家の長男。しかし、中学受験までの道のりはなかなか厳しいものでした。

発達グレーで小学校6年の夏休みまで通塾なし。家庭学習のみで中学受験の勉強をしていました。得意の算数・理科は自宅で勉強を進めることが出来ましたが、国語は特に大変で、テストでは毎回偏差値30以下。最後まで苦労した科目です。

長男が抱えていた問題点は、

  • 漢字が書けない、書くのが遅い
  • 読むのは速いが理解が浅い
  • 記述が全く出来ない

他にも色々ありましたが、大きいもので上の3つです。

では、どのように国語を克服してきたかをご紹介したいと思います。国語で悩んでいる親御さんの参考に少しでもなれると嬉しいです。

何が出来て、何が出来ないか。を洗い出す

まず最初にやったことは、何が出来て、何が出来ないかを洗い出したことです。我が家の場合、洗い出しの結果、問題点を3つ(先述)ほどに絞り込みました。そして、模試では成績がいつもパッとせず親子で落胆していたので、点が取れる所はないか、取れる所でまず取ることを意識して学習計画を立てました。

漢字の学習を強化。毎日漢字の練習をする。

最初に取り掛かったのは漢字です。

小4になったばかりの時は通塾を考えており、いくつか塾の説明に伺ったのですが、その時の国語の先生の言葉で印象的なものがあります。

「漢字はしっかりやらせて下さいください。入試の時に漢字で失敗するとそれを引きずって、他にも影響が出ますから。」

とおっしゃっていました。確かにその通りだと思います。入試初っ端で漢字が全然出来ないと「どうしよう・・・」と不安になってしましますよね。特に入試では1点2点の差が大きいので、漢字では落としたくありません。

また、漢字が素早く思い出せて、素早く書けるということにより、他の問題を解く時間を作り出すことが出来ます。なので漢字練習は毎日続けて、しっかり身につけることが大事だと思います。

漢字の問題集は本屋で色々と見比べて、実際使って良かったものを後ほどご紹介します。

読むのは早いのに、理解が浅いのはなぜ?

長男は本が大好きで、小さい頃からたくさん本を読んでいました。その甲斐あってか、読むのはとても早かったです。あっという間に読んでしまいます。でも、いざ問題を解く時になるとよく分かっていない。なんでだろう?と思い、一緒に読む所からやってみると、知らない言葉や分からない部分を飛ばして読んでいたのです。それでは、しっかり内容を理解できませんよね。

それからは、分からない言葉が出てきたらスルーせずに線を引いて後から調べる。親に聞いてもいいと思います。それと、語彙力の問題集にも取り組むようにしました。こちらも後ほど、ご紹介いたします。

記述が出来ない。他で取るという選択。

長男の国語の一番の問題点は「記述が全く出来ない」ということです。何か書いて間違えるとかではなく、本当に全く書けないのです。これは国語の記述だけではなく、作文やノート等も同様に何も書けない。おそらく発達凸凹のせいかなと思います。

こちらはとても苦労しました。何か対策しようにも、そもそも何も書けないのですから・・・。

記述で取れないなら、記述以外で取れる所を取ろう!と意識を変えて、まずは「選択問題」「穴埋め問題」で取れるように勉強を進めました。記述の練習も必要だとは思いましたが、思い切って記述を後回しにしました。記述以外を取れれば6割近くは行けますので、あとは他の教科でカバーしようと考えました。

過去問を始めて、ぶち当たった記述問題。

しかし、小6になって記述問題の試練にぶち当たりました。長男が受けたいと言っていた学校では、国語の記述問題が非常に多かったのです。学校にもよりますが、上位校以上になってくると記述の割合が増えてくる傾向があるようで、模試では調子が良くなっていましたが、これではマズイ・・・と思い始めます。

しかしながら、ずっと使っていた四谷大塚の予習シリーズの国語の記述問題は、正直長男には難しすぎました。国語が得意な子も解くので、難しく作ってあって当たり前です。

そこで少しレベルを落とした問題集で記述を練習しつつ、過去問をひたすら解くという方法を取りました。小6の夏以降は、長男も成長し少しは書けるようになっていたことと、どうしても受かりたいという気持ちがあったため、とても一生懸命取り組んでいました。

また、記述は最初から100%正解を求めず、聞かれていることに対する答えとその根拠だけでもいいから書きなさいと言いました。論点がずれていなければ部分点が貰えたので、長男も気負わずに出来たのかもしれません。

実際に使って良かった問題集をご紹介

家庭学習をメインに取り組んできた我が家では、市販の問題集はとても大事な存在でした。色々と試してみて、無駄に終わった問題集もたくさんありましたが、これは良かった!と思う問題集を紹介します。

漢字の問題集

漢字の学習では、最初に基礎トレーニングとして計算と一緒に取り組んでいました。基本は四谷大塚の予習シリーズ漢字を使っていましたが、それでは足りないと感じていたので、小4から小6まで日能研から出版されている「漢字マスター1095」を使いました。

こちらの良い点は、1日にやる量がとても少ないことです。すぐに終わるので負担が少なく、しかしながら毎日取り組むため確かな力が付きます。間違えた問題は、一冊終わった後にもう一度復習しました。

そして小6の時限定で使っていたのが、サピックスの「漢字の要step2」です。実際の入試で出題された問題ばかりが載っているため、より実践に近い練習が出来ました

語彙力の問題集

語彙力は小4の時から色々と使いましたが、すばる舎から出版されている「語彙力1300」がおススメです。レベル別になっているので、必要なレベルを選んで取り組むことが出来ます

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また、ふくしま式「本当の語彙力」が身につく問題集、もおススメです。ふくしま式の問題集は他のも色々とやりました。こちらはたくさん出版されていて、どれを使えばいいのか迷う所ですが、良かったのは「国語の読解問題」に強くなる、です。選択問題に特化した問題集で、選択問題に力を入れたかった時に取り組みました。

まとめ

今回は、国語が苦手だった長男がどのようにして国語と向き合ってきたかをご紹介いたしました。国語に関しては、最後まで出来るようになった!とは言えないような感じではありましたが、取れる所はしっかり取るという姿勢で頑張ってくれたので、最終的には特に足を引っ張ることはなかったと思います。また、他の教科でも言えることですが、まずは基本的な知識が大事です。地味ですがコツコツ積み上げて、実力をつけて行ってくださいね。ありがとうございました。

⭐️noteの方で、次男の記事も書いてます。よろしかったらそちらも覗いてみて下さい。

Mitsuki mama|note
こんにちは!みつきママと申します。 noteでは、次男の学習記録と中学受験(2028年)に向けたあれこれをメインに記事を書いていきたいと思っています。 よろしくお願いします。

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